水系線がみたい
ぐるぐる
ぐるぐる
ぐるぐると
まだ同じところを回っている
次こそは
次の季節こそは、
あの曲がり角をいつもと逆に曲がって
このぐるぐるから抜け出そうと思うけれど
なぜかまた同じ場所をぐるぐるぐる。
ある人は軽やかにあの道の角を曲がって
大きくてかわいい背中が見えなくなる。
私は相変わらずぐるぐるぐるぐる。
小さくなってぐるぐるぐるぐる。
見たくないものから目を背け、
聞きたくない言葉には耳を塞ぐ。
目を瞑って耳を塞いでぐるぐるぐるぐる。
ぐるぐるぐるぐる、ぐるぐるぐるぐる
ぐるぐるぐるぐる、ぐるぐるぐるぐる、
気づけば大きな穴をほっていて、
いるのは私とあなただけ。
でもね、この世界はあまりにも広くて明ることを
遠くで誰かが叫んでいるから
私はここから出ていくね。
るぐるぐるぐるぐ、るぐるぐるぐるぐ
るぐるぐるぐるぐ、るぐるぐるぐるぐ
こうして季節はまた巡る
ぐるぐるぐるぐる、るぐるぐるぐるぐ
ぐるぐるぐるぐる、るぐるぐるぐるぐ
次の季節は、
あの道の角を真っ直ぐ進んで、水平線をみたいんだ。

- 2024/12/22
- 言の葉